日本に生まれて本当に良かった、
四季のある日本、
さて、これは昨日出会いコーナーで載せた記事、休日でしたので、ビジネスマンに読んでの欲しいので、このコーナーに題名をちょっと変えて載せました。高杉良作品はほとんど読破していますが、まだ読んでいなかった「挑戦 巨大外資」経理最高責任者CFOの物語上下巻で千頁を超えるもの、私自身も商社の経理マン、そして、中小企業のCFOを経験し、経理マン、経理最高責任者としての心得、何とも素晴らしいのです。久々に高杉作品を一気読みしました。ありがとうございます。
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今日の出会いは、「経理マンはどう働くか」です。高杉良著作、「挑戦 巨大外資」より経済小説の巨星が放つ、本格的国際経済小説
1970年、32歳で世界的コングロマリット、ワーナー・パーク・グループの日本法人CFO(最高財務責任者)としてヘッドハンティングされた池田岑行。相次ぐCEOの解任、一瞬の隙も許さぬ人事抗争――非情の「外資」をその卓越した財務戦略で生き抜く池田は、日本人として初の取締役の座に就き、社内改革を次々と押し進める。 ワーナー・パークの伸張に危機感を抱いた製薬最大手・ライザーが、新CEOの失策を機に、10兆円規模の巨大TOBを仕掛けてきたのは99年のことだった。池田は否応なく、巨大M&Aの激流に放り込まれることになる―ようやく日本に訪れた「三角合併」時代の原点を、「奇蹟のCFO」と呼ばれた男の視点から描く、本格的国際経済小説。
勿論、小説であり、全てが事実ではないが、巨大TOBは事実である。
1999年11月にWarner Lambert (小説でのワーナー・パーク)はAmerican Home Products (同アメリカン・ホーム・コーポレーション)との友好的合併(対等)を発表した。
その数時間後、Pfizer(同ライザー)がWarner Lambertの敵対的買収を発表した。
その数時間後、Pfizer(同ライザー)がWarner Lambertの敵対的買収を発表した。
最終的に2000年2月7日にPfizerによるWarner Lambert の買収で合意した。
経理マンの心得
①経理マンは経理マンである前に、ビジネスの目標、
マーケティング、経営者の役割などを充分に理解したビジネスマンであるべきだと考える。
②長期的な観点からの利益達成を考え、単にコスト削減に走ると会社を間違った方向に導くことになる。
③経営者の意思決定に必要な情報の提供こそが、経理の重要な役割であり、経理マンは、経営者が会社全体の観点から、効率的にタイミングよく、正確な意思決定ができるようにアドバイスをすることが大切である。
④経理は、それ自体では直接的には利益を生み出すものではないので、経理など間接部門(スタッフ)の組織は、機能する限りにおいて、なるべく小さく、コストのかからないものであるべきだ。またその組織は硬直的であってはならず、事業の目的によって弾力的に変化しなければならない。
私自身も経理マンとしてほぼ30年以上経験がありますが、
何とも素晴らしい考え方、そして、この主人公は実際に実行したのです。伝説のCFOがいらっしゃるのです。
そして、最後にもう一項目付け加えます。
⑤出会う人々、物、金に対して感謝すること、ありがとうの発信をすること、これは非常に大切なことです。
このブログは経理ブログ、菜根譚の「徳は事業の基なり」、
企業経営の継続、それは徳あればこそです。
そして、この5項目は、国の組織、県市町村の組織、
など、あらゆるものに大いなるヒントとなります。
世の中のお役に立つための企業継続をサポート、コントロールすること、それが経理マンの使命であり、悦びです。