日本に生まれて本当に良かった、
四季のある日本、
このコーナーはネット寺子屋、
四季のある日本、
このコーナーはネット寺子屋、
日野原重明先生、
100歳を越えても今だ現役、
いろいろな経験豊富な日野原先生、
絆をつくる、
人は一人では生きていけません、
だからこその絆、
日野原先生の心意気、
何とも素晴らしいです。
ありがとうございます。
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今日の出会いは、
「絆をつくる」です。
日野原重明先生 その74
絆をつくる
医療チームをうまく運営して行くには、メンバーを結びつける「絆」が大切です。その絆をどのようにして結びつければよいのでしょうか。
たとえば、アルプスの標高の高い山に複数の登山隊で登ると、男性も女性も学生も年配の人も、足場を掘って、ザイルでみんなが結ばれていて、誰かが落ちそうになればみんなの力で支えます。なぜなら目標は一つだからです。
各々が山登りチームのことを考えながら、その目標に到達するために、最も安全で効果的で効率のよい方法を考えることこそが「絆」なのです。たとえば学問的な学会や研究大会など、大勢の人が1つのことを目的に1つの場に集まって一緒に考えることです。これはただ雑誌やインターネットの情報で判断するのではなく、さまざまな会合や分科会、パネルディスカッションに参加することによって、人と人との絆をつくることが可能になるのです。
今の日本の医療のシステムを批判し、これをどう変えなくてはならないかという新しい発想も、世界に広がりつつあります。
医療は医師から提供するだけという一方的なものではありません。しかし、世論は未だお医者さんが提供するものだと思っています。それを打ち消さなくてはなりません。医療は、専門職だけのものではなく、患者やその家族との共同作業なのです。患者や介護する人とも一緒になっているのだということを、専門職の間だけでなく一般の人にもそれを伝えなくてはならないのです。
たとえば、アルプスの標高の高い山に複数の登山隊で登ると、男性も女性も学生も年配の人も、足場を掘って、ザイルでみんなが結ばれていて、誰かが落ちそうになればみんなの力で支えます。なぜなら目標は一つだからです。
各々が山登りチームのことを考えながら、その目標に到達するために、最も安全で効果的で効率のよい方法を考えることこそが「絆」なのです。たとえば学問的な学会や研究大会など、大勢の人が1つのことを目的に1つの場に集まって一緒に考えることです。これはただ雑誌やインターネットの情報で判断するのではなく、さまざまな会合や分科会、パネルディスカッションに参加することによって、人と人との絆をつくることが可能になるのです。
今の日本の医療のシステムを批判し、これをどう変えなくてはならないかという新しい発想も、世界に広がりつつあります。
医療は医師から提供するだけという一方的なものではありません。しかし、世論は未だお医者さんが提供するものだと思っています。それを打ち消さなくてはなりません。医療は、専門職だけのものではなく、患者やその家族との共同作業なのです。患者や介護する人とも一緒になっているのだということを、専門職の間だけでなく一般の人にもそれを伝えなくてはならないのです。