希望の持てる教育制度 横浜村塾

松下村塾の令和版、横浜村塾と命名しました 令和の時代に、大きな志を持って、 良き横浜、良き日本、良き世界、良き地球を 創りたいものです

2011年05月

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<教育環境はそんなに悪くはない>
 
このブログは経営ブログ、
今日本を元気にするためには、
教育改革が必要と何度も何度も
警鐘を鳴らしています。
格差という言葉は好きではありませんが、
変な格差は無いに越したことはありません。
それではどうするか、ワクワク学べる環境づくりが今一番大切です。
 
明治の時代事前ですと身分格差がありました。
今は格差、格差とマスコミは煽っているが、
本当にそうなのでしょうか、
自由化社会はもともと競争社会、
変な平等化が悪平等を生んでいるのです。
塾に行かなくても学校だけで本来は
十分のはず、ワクワク学べれば
環境は決して悪くはないのです。 
 
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山田教授も本来は希望の持てる国にしたいと考えていらっしゃるのです。
本来平成の時代、過去の時代と比べずっと自由なはず、情報に流されずに主体性を持って生きたいものです。
 
刺激的な数多くの論点

個々の論点は、いくつか興味深いものが多い。
肯定するかしないかは別にして、まさに「興味深い」といったところだ。

●リスクが一般的になった社会では、弱者がまとまりにくい
リスクと安全の境界が消失しリスクが普遍化してしまったために、リスクは「特定の人々に集中的に生じるのではなく、確率的に『ふりかかる』」(p.44)。「『弱者に転落するかもしれない』という意識だけでは、連帯することは不可能である。なぜなら、多くの人は『弱者に転落しなくて済む』と思っていて、実際に転落しない人がいるからである」(p.45)。

ぼくもそう思うのだが、これは、自己責任の強調とあいまって、不幸の「個人化」をもたらす。

ぼくは
『愛すべき娘たち』『ピエタ』感想文のところでも少しだけ述べたが、現代は貧困や不幸が、屈折して個人を強襲する時代であるとぼくも思う。就職できない若者やリストラされた中高年たちは、ずっと自分だけを責め続ける。

●家族が格差の緩衝帯にならずにその拡大の契機となる
「強者(職業世界での)が強者を選び(夫婦の場合)、強者が強者を作り出す(親子の場合)、その対極で、弱者は弱者を選ぶ以外に選択肢がなく、弱者は弱者しか作り出せないという事態が生じている。つまり、家族は、格差を緩和するものではなく、むしろ、格差を拡大させるものとして機能し始めるのが、近年の特徴なのである」(p.66)。

ところで、山田は弱者・弱者連合について、「フリーター同士のできちゃった婚」を連発する。
しつこいっつうの

●戦後教育システムはゆるやかな差別・選別制度だった
社会学者である山田自身がこの本の中で、教育学者たちが語る人間の発達の可能性の称揚などをウザく思っていることを吐露しているのだが、たしかに山田の論調はきわめて冷静――というか冷酷である。
 人がぞっとするようなことを平気でいう。
 その一つが、これだ。
戦後日本の教育システムとはゆるやかな差別・選別のシステム、パイプラインであり、受験のなかで「過大な希望」をリスクなしにあきらめさせていくのに適した制度だったという。どの学校へいけばどれくらいの人生が歩めるかというモノサシになっていたと山田は主張する。

ところが、山田によれば、現代ではこのパイプラインが疲労し、漏れが発生している。

たとえば、工業高校を出れば、昔は大企業の工場勤務という道があったが、今はそこの工場で正社員として働ける者は少数である。短大・女子大を出た女性も、一般職→結婚というコースが見えにくくなり、派遣への置き換えと、結婚相手たる男性正社員の数の激減と不安定化がおきている。――これが山田の指摘する現実だ。

●若者が不良債権化していく
この言葉もどきりとする言葉だ。
山田は、若者の不安定就労の原因について、不況説と若者しばられたくない説の二つを経済の構造的変化をみない謬論だとしりぞけたうえで、「九〇年代のニューエコノミーの進展」(p.117~8)だと述べる。すなわち「労働者が、専門的・中核的労働者と単純労働者へと二極化し、単純労働者部分が、非正規雇用のアルバイト、派遣社員等に置き換えられつつある。その影響が、若者たちに増幅した形で現れた姿が『フリーター』なのである」(p.119)とする。

フリーターを「夢追い型」「やむを得ず型」などと分類することに、山田があまり意味がな」い、とのべるのは、そのような「主観的な差が重要なのではない」(p.124)からだ。「どのケースでも、自分が望む職(立場)に就いていないということが重要なのである」(同)。「いつか、自分の理想的な仕事や立場に就けるはず、と思いながら、単純労働者である自分の姿を心理的に正当化するのが、フリーターの抱く夢の本質ではないだろうか」(p.125)。

しかし、「門」の大きさが決まっている以上、「夢に向かって努力すればその夢は必ず実現するというのは『ウソ』である」(p.127)と山田は冷酷に宣言する。そして冷徹な計算をするのだ。一生大学教員になれない院生が年1万人、一生大企業のホワイトカラーになれない大卒者が年数万人、一生中小企業の正社員になれない高卒者が年10万人、正社員と結婚できない女性が年20万人……こうやって膨大な数の「不良債権化したフリーター」が増えていく、と山田は指摘するのである。

●学力の二極化
OECDなどの学力テストで日本の子どもたちの学力が低下したのではないかと話題になったが、それを精査してみると、学力が二分化、二極化していたのだという。
果して今の子どもたちは、国連から警告をうけるほど受験漬けなのか、それとも「ゆとり教育」などといって勉強しなくなったのか、よくわからなくなっていた。
本書では、子どもの学力の二極化が指摘されている。
そして、「できる子ども」では熾烈な競争が用意されているが、「できない子ども」たちには無気力が広がっていることをデータは示している。そして後者の層の大量発生が、学力をじりじりと押し下げているのである。

 そのほかにも、「刺激的な」箇所はたくさんあって、本書は読み飽きないであろう。
 げんに、ぼくもこの本は、読み始めてからはあっというまであった。
 ただし、それは共感したという意味ではない。
 あちこちに違和感をいだき、それゆえに、刺激的な対話者としてこの本が登場したということである。


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日本に生まれて本当に良かった、
四季のある日本、
寒川の堰で、アオサキ、
カメラマンさんに感謝です。
 
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 今日のネットでの素敵な出会い、
それは、「孤高のアオサギ」です。
 
孤高のアオサギ
 
寒川の堰で

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「人生いかに生きるべきか」
「自分は何をなすべきか」
 
 
このブログは、経営ブログ、日本を希望の持てる国にするためには、
今こそ教育改革、
そのヒントは、何度も載せていますが、
今回は、公立高校の復活ということで、
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)を
取り上げました。
公立高校へ、中学校から優秀な生徒が目指す。
変な平等が変な不平等を生んでいる今の教育システムに、
魅力ある高校には優秀な子供が目指す。
目的、志があることは素晴しいことです。
本来学ぶことはワクワクとなるものです。
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昭和の時代は貧しくても、希望があった、
しかし、今の世の中かなり裕福になったが、
希望が持てない、
では、どうしたら希望の持てる国になるのか、
 
その答えは、やはり使命感を感じる教育改革です。
このブログでも日本の教育制度の欠点を
既に纏めていますが、
それらを変えるヒントが一杯です。
 
ユニークなSSHの高校の紹介です。その21
 
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)、その21、東京都立戸山高等学校
 
<戸山の教育・進路指導>
 
<戸山の教育>
  多くの進学校が2学期制・45分7時間業を進める中、本校は3学期制・50分
 6時間授業を続けています。生徒の集中力、緊張感のある内容の濃い授業、
 熱気に溢れた部活動の時間を維持する為には譲れない部分だからです。
  そのため土曜の午前中は授業を行い授業時間の確保に努め、午後は部活
 動充実の時間、あるいは社会で活躍する先輩を招いての進路講演会、自習室
 における自学自習の時間として有効活用しています。
 
  また、「3年まで、文理でクラス分けはしない」を頑ななまでに守ってきました。
 戸山の教育がめざすものは大学・社会で伸びる人材の育成です。全人教育と
 して共通に文理の科目を学び、3年でクラス替えをしないことにより、持ち上がり
 担任による充実した進路指導や学級活動、多様な進路志向の友人との学びあ
 いが実現しています。その結果、昨今の難関校の入試科目の増加や多様化に
 も対応可能なカリキュラムとなりました。
  1・2年で授業にしっかり取り組めば、国公立大学に必要な5教科7科目のセン
 ター試験科目は、2年生までにほぼ学習し終えることになります。3年では多彩
 な選択科目を置くことにより受験に対応しています。
 
<進路指導:教師はこう指導する>
  生徒の適性と能力を尊重しながら担任が中心となって、1年次から生徒一人
 一人との面談を年3回程度行っています。本校ではほぼ全員が四年制大学進
 学希望ですが、単なる受験対策指導ではなく
「人生いかに生きるべきか」
「自分 は何をなすべきか」
ということを根本において、
充分に考えさせる進路指導を実
 施しています。
 
<SSH>
東京都立戸山高等学校は2004年度に,都立高等学校として初めて文科省からスーパ
ーサイエンスハイスクールに指定されました.
3年間の第一期指定を終えたあと5年間の第二期指定を受け,現在その5年目,通算
8年目のSSH校となっております.

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東と西のはざまで その2  町田宗鳳 平成の松蔭
  ききて(アナウンサー)武 内  陶 子

このブログは経営ブログ、
人が生きていく、人生の経営です。
町田宗鳳(SOHO)氏、
広島大学の教授です。
志が平成の吉田松蔭、
そんな感じがしています。
 
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良き師匠の下で、
素敵な出会いを!!!
現在は広島大学ですが、
東京外国語大学時代の
インタビューです。
 
武内: 雲水の修行というのはどういうふうになるんですか、こんどは。

町田:
そうですね。朝の三時半に起きて、まず一時間位勤行(ごんぎょう)─お勤めをするわけです よ。そして師匠に参禅(さんぜん)と言って、自分の坐禅の内容を報告に行く。それから粥座(しゅくざ) と言ってお粥の朝食を頂いて、午前中は托鉢に出ていくわけですよ。草鞋を履い て、網代笠を被って、京都の街に托鉢に出て行く。で、帰って来てから早い昼食 を頂いて、多少の休息は致しますが、午後は作務(さむ)と言いまして、肉体労働をする わけですよ。菜園で働いたり、或いは、大工仕事したり、あらゆることを自分た ちでしますから、作務がお昼過ぎから夕刻まで続いて、またごく簡単な薬石(やくせき)と言 うんですけれども、夕食を頂いて、その後、坐禅が始まるわけです。この坐禅が 九時か九時半頃までは禅堂の中でみんなで綺麗に並んで坐禅をするんですが、九 時半頃から夜坐(やざ)と申しまして、屋外で坐禅を独り真っ暗闇の中で続けるわけです よ。

武内: へえー。夜?
町田:
ええ。寒くても、暑くても年中(笑い)。月夜の日なんかの坐禅は非常に気持がい いですが、夏だと蝦がブンブン飛んでくるし、冬だと凍るように寒い。そういう ところで坐禅をするのが夜坐なんですけどね。それは私は大好きでした、実は。 禅堂で坐っておると、警策(けいさく)と言って、叩く棒を持って来て、ビシビシ叩きますか らね。臨済宗は特にそういうものをよく使いますので、むしろ集中三昧(ざんまい)の妨げに なるようなことがありましたけど、夜坐というのも暗闇の中で独りで坐るもので すから、それは私にとっては非常にいい体験でした。

武内:
そういうことを続けられて、禅寺にいらっしゃった二十年というのは、禅から学 んだことというのは、町田さん、どういうことがありますか。

町田:
そうですね。なんか一言でいうのは難しいんですけれども、「何事も体当たりしっ てやっていけば、道が開ける」ということだけです(笑い)。どんなことでも体当 たりしていけば、いつか道が開ける。そういう確信は得ましたね。
武内:
よく「無になる」というふうに、私たち一般人は思っているんですけど、「無にな る」ということとはまた違うんですか。
町田:
いや、「無になる」というふうに表現していいと思うんですけれどもね。本当の自 分を見付ける、そういう修行ですよ。だけど、そんなに簡単に本当の自分は見付 からないですよ。で、またお寺の世界でも人間関係がありますから、それは一般 世間と変わらない面があります。ある意味では一般世間よりも俗な面もあります からね。ただ托鉢したり、坐禅したり、作務をしたりしていたら、これは極楽で すよ。坐禅そのものは非常に気持がいいです。自分と天地が一つとなった、とい うか、そういう心境になることは確かにあるんですよ。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/soho/image/tv/fig8.gif武内:
よく禅の世界では、「悟りの境地に達する」。仏教の世界ではそう 言いますが、「悟り」というのには、町田さんは達したんですか。
町田:
いや、達していません。全然達していません(笑い)。
武内:「悟り」というのは、どういう意味合いがあるんでしょうか。
町田:
「自分が消えていく世界」というか、「ものがあるがままの世界」 が見えてくる。そこに木が生えている。石がある。此処に人がいる。それがその まま仏の世界というか、悟りの世界。それを自覚するだけですよ。別になんか特 別なことがあるわけじゃないと思いますね。

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今日の一社は、航空機ランディングギアの研磨技術で世界へ発信する「株式会社オカモト」さんの登場です。

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代表取締役 岡本 基
大分県大分市大字下郡字竹ノ下3154-4番
1946年(昭和21年)設立
TEL 097-569-5555

得意の長尺大物クランクシャフトの研磨技術を磨き、大型航空機ランディングギアピストン研磨加工の委託先認定工場として世界へ発信。

<大型航空機のランディングギア研磨加工を受託>

30年以上にわたり築きあげた航空機ランディングギアの研磨技術と品質管理により、FAA(米国連邦航空局)及びEASA(欧州航空安全庁)の認定事業所である国内大手航空会社の委託先認定工場として、要求面粗さ精度(0.1μmRa)の厳しい大型航空機等のランディングギアピストン研磨加工を受託。

<長尺・大物クランクシャフトの研磨技術への選択と集中>

船舶、陸用内燃機、コンプレッサやプレス機等の長尺・大物クランクシャフトの加工を得意とし、鍛圧素材から切削、研磨まで、厳しい品質管理により、回転アンバランス部材の高品質加工(クランク角精度誤差 2/100度以内、寸法精度誤差30μm以内)を実現。

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