希望の持てる教育制度 横浜村塾

松下村塾の令和版、横浜村塾と命名しました 令和の時代に、大きな志を持って、 良き横浜、良き日本、良き世界、良き地球を 創りたいものです


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コロナと共生、自然と共生、

モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
このコロナ危機で、世の中が大きく変わる。

今までの偏差値という価値観だけでなく、

新しい価値を創造してみませんか、

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応すること、すると、周り回って自分に

返ってくるのです、求めるのでなく自然となんです。
調和・協調・感謝・報恩です。

このブログの講師の方々の生き方が、

それを感じさせてくれます。





伊藤博幸

建築家

上記の写真は、伊藤氏の作品です。

 

昭和50年代に静岡での出会い、異業種勉強会「清水二水会」

月一回の集いでしたが、経営に関してメンバーで時には

夜12時を過ぎても切磋琢磨していました。

 

最初の出会いで、ビジネス手帳の使い方、

仕事に優先順位をつけて、それ以来30年以上、
私も真似して
ワクワクと仕事が出来ました。

 

今の日本、聞きたい講演、私の場合、稲盛和夫氏、
そして、宮崎駿氏

しかし、そう簡単ではありません。

そんな折、清水時代の友人が静岡清水で講演するとのこと、

横浜から出向く予定でしたが、コロナで中止に、

そこで、ブログの講師を考えました。

魅力満点、ワクワク感でいっぱいになります。

 

人と人、出会うだけで「ワクワク」させてくれる人、

その出会いに、感謝です。

 

このブログの講師として、時々参加致します。

宜しくお願い致します。

 

 

伊藤博幸 その4




体の中に備わったビルト・イン・スタビライザー         
     

生体機能を守る、「ホメオスタシス」とは?


私たちの体の中には、外部環境が変化しても体内の状態を
一定の範囲内に保つ自動安定化装置が備わっている。

例えば外気温が、38度になってもマイナス10度になっても
体温は36.5度に保たれる。運動による変動のある心拍、血
圧も一定の幅に収まるよう反応する。このように外部環境の
変化にもかかわらず、体内を一定の状態に保つ生体機能を
「ホメオスタシス(恒常性)」という。

これは前回お話しした身体の様々な数値(身長、体重、血
圧、血糖値、心拍など)において、平均がものをいう一峰性
の分布の中心部の山に値を近づける働きをする生体反応
である。

この平均が重要な意味を持つ生起確率の分布を「正規分
布」という。英語ではNormal distributionとよばれる。つまり
ノーマルで正常な日常的分布というわけである。

身体の内部状態を常に普通で、正常な状態に保ってくれる
働きがホメオスタシスなのである。

いっぽう企業や家計にはこの装置が自動的に組み込まれ
ているわけではない。したがって企業では財務諸表に明示
的に表れてくる数字を、常にある基準に沿って、そこから外
れないようにしなければならない。

負債を返済できなくなった時点で企業は倒産する。家計で
は収入の範囲内に支出を抑えなければ破綻する。

それゆえある一定以上に負債を増やしてはいけないというこ
とは、民間の最も重要なルールである。しかし低い利率の環
境下では、金利負担に対して企業はきわめて鈍感になる。

事業拡大のためだけに銀行借り入れを増やしていたWBF(ホ
テル事業)の倒産などのように困難な状況を迎える企業が目
立ってきている。

企業や家計にはホメオスタシスが備わっているわけではな
いということを、あらためて肝に銘ずるべきである。

順境の時の臆病なほど自律的な抑制が、現下のコロナ禍の
ような逆境では最大の武器になるのである。

順境の時よりも逆境の時の方が隠れていた本質が顕れるの
である。

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