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日本に生まれて本当に良かった、
四季のある日本、
このコーナーはネット寺子屋、
菜根譚、
人よく菜根を咬みえば即ち百事をなすべし、
このブログは経営ブログ、
経営の根幹が分る菜根譚、
徳は事業の基なり、
事業の根底に徳を常に感じる企業、
素晴らしいですね。


人生を生きる、
情報化の時代、
ついつい欲望に流されやすい、
だからこそ、
謙虚に調和して生きること、
周りに感謝して生きる。
常に世の中のため、
周りのため、
利他の心ワクワクと生きる。
洪自誠の心意気、
何とも素晴らしいです。
ありがとうございます。
 
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今日の出会いは、
欲望に流されずに自然体で生きる」です。
菜根譚 その38

菜根譚は、明代の万歴年間(1573-1620)に、
洪応明(字は自誠)によって書かれたものとされる。
儒教と仏教と道教の三つの教えを融合し、
滲そのうえにたって処世の道を説く、
             すぐれた人生の書です。








居卑而後知登高之為危。
処晦而後知向明之太露。
守静而後知好動之過労。
養黙而後知多言之為躁。


卑(ひく)きに居(お)りて而後(しかるのち)高きに登るの危きを知る。
晦(くら)きに処(お)りて而後(しかるのち)明るきに向うの太(はなは)だ露(あらわ)るるを知る。
静(せい)を守りて而後(しかるのち)動を好むの労(ろう)に過ぐるを知る。
黙(もく)を養いて而後(しかるのち)言の多きの躁(そう)たるを知る。


低いところに居るからこそ、高いところに上るのだろうが、危険をわきまえておくこと。
暗いところに居るからこそ、明るいところに出るだろうが、でしゃばりをわきまえておくこと。
静けさを守っていたからこそ、動きたくなるだろうが、働き過ぎをわきまえておくこと。
言葉少ないを守っていたからこそ、多弁の騒がしさをわきまえておくこと。

つまり、活人は、対極に在る時に学び、対極に行きて活かすという戒めを忘れてはならない。
言い換えれば、欲望に任せた過剰反応、反動は厳に謹むのが活人ということ。